きよかのブログ

高等遊民を目指します。

先ヅボトルヨリ始メヨ:クラフトジン緊急特集、Brutalist Architectureなど

ジンに関しては「百聞は一見に如かず」ではなく、「目は口ほどに物を言う」という感性を大事にしませんか、というのが今回のブログのテーマです。

つまり「飲んでみないとわからない」とジンの可能性を飲む体験のみに求めるのではなく、「まず視覚情報で楽しんでみては」という。

本来の諺の解釈とは少し異なりますが、それはさておき、もうこんな前置きがもったいないくらい、ジンのボトルたちが素敵すぎるッ

イギリスではなくオランダがジンの本場ということが約半年前に発覚してからというもの、私のpinterestのフィードはジンボトルで溢れかえっており、iPad絞ったらジン出てくるんじゃないかな?と、私の脳内はホガース描くジン横丁(下)の登場人物たちよりジンのことでいっぱいなんですわ。

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https://bunshun.jp/articles/photo/4639?pn=1

もうね、今のジンの洗練っぷりを見せたらホガースまじで筆折ると思うよ。

絵のセンスはあるので、そのままジンのボトルデザイナーに転向するといいのでは?

これは風刺画なので、自身の風刺画を自虐ネタに使うというマイナス×マイナスなので、プラスになりますね。

計算的には大丈夫です。

(当時のロンドンの歴史的背景については画像下リンク先か中野京子センセイの『怖い絵』を是非!)

 

もったいぶらずに行きましょうか。

最初に出会ったのはコチラ。

www.instagram.com

まず、コンテクスト抜きにこれが部屋に置いてあったら中身がなんであれ、もう家具としてのポイントが高すぎるじゃないですか。

サイズ感も良い。

片手で持つには重すぎ、円周もはるかに大きい。

どっしりとした底面にやっぱりもう片方の手を添えたくなり、持っている人にも気品が出るんですよね。

これは飲みましたので味に関しても言及しますと、まず周りの空気の匂いを邪魔しない程度のフレッシュさ(対局にいるのがファブリーズ)が鼻から通ったかと思いきや、飲んでみてもハテ、「ジンとは」という根本的な問い、いや、それよりも「今までの私にとってのジンとは?」という内省的な問いが首をもたげてくる。

もう飲めるアロマディフューザーなんですよね。

ちなみにジンの大元であるジュニパーベリーというスパイスは実からのみのアロマが売っているので、お酒が飲めない人はこのアロマを焚いてプラシーボ効果で酔ったらいいと思う。

別に酔う目的じゃなくてもめちゃいい匂いだけど、でもこのジンのが良い匂い、とだけは伝えておきます。

どっちかっていうと揮発している感じの空気と水分の中間みたいな感じ。

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https://www.facebook.com/KeverGenever/photos/a.868204583273121/1800103970083173/?type=3&theater

えっこれは灯油?それともサクマドロップスですか???

おしゃれなインテリアと一緒に置いてあったら中身わかんないよ〜汗

ジンの家具化進んじゃってるよ〜汗泣

にしてもginという文字が見えませんケド?と揚げ足を取りたい方、甘いですね!

genever, genever, geneverと三回唱えるとjuniper...ジュニパー

言語力は語彙力ではなくて推測力ですよ!みなさん。

オランダ語のgの発音はエアうがい並みにむずいので興味のある方はgoogle先生に頼っていただくとして、そうなんです。

オランダのジンはこう呼ばれるのです。

ジンとの厳密な違いはあるんだろうけど、今はボトルデザインならぬ缶デザインに足を突っ込んでいるのでさておきます。

ほんっと給油タンクみたいでかわいい。

自分の肝臓の近くに給油口を作って、ホースで繋いで肝臓にも直接味わわせてあげたいですね。

前に誰かがタピオカを点滴とかなんとか言ってたので、私は異常者じゃないです。

そもそもこんなインスピレーションは缶デザインありきですから。

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https://scontent-ams4-1.xx.fbcdn.net/v/t1.0-9/47131762_446760285851565_5015761029875892224_n.jpg?_nc_cat=102&_nc_oc=AQl-WMIUQZ273E8QkKWkA1kdH3_WBlFXHaZTRQGpMAx_N4I3WjzCf4qHEh_b5PRgcBM&_nc_ht=scontent-ams4-1.xx&oh=63ba0619fc55000e19c5f35362192bda&oe=5DB052B7

これはね〜、アルバイト後に隣のバーで店長に奢ってもらったジンなんですよ。

なんでかジントニックの話になって頼んでみて、中ジョッキみたいなサイズで出てきてビビってたらマスターがコショウ挽きでジュニパーベリーを上からかけ始めて、そのときでしたね、ジュニパーベリーとジンが繋がったのはね。

ボトルの形は定番のかわいさなのに、中心から随分人相の悪い女性がこちらを見ていますね、と思って調べたらライデンの連続殺人鬼だそうで、笑ってしまいました。

どこまでも期待を裏切られると楽しいですね。

詳しくは上のFBリンクから公式サイトに飛ぶなどして見てください。

ブランディングとしては100点満点だと思います。

忘れられるかっつーの!

ジンはだいたい透明なものが多いのでね、ラベルの色が液体に映ったりしてそこも楽しいですよね。

酒界のみならず液体界で今最もポテンシャルを秘めている、ジン。

クラフトビールとクラフトジンは始まりも発展も、全く異なる道を歩んでいる印象を受けます。

www.instagram.com

一時期インスタグラム上の広告がジンで埋め尽くされていたことがあって、たまたまオランダでジンリリースラッシュだったのか、インスタグラムが私の脳内を知り尽くしているのか知りませんけど、そのときに流れてきたのがこちらのジン。

刃物のロゴでなんかまた人殺しそうなデザインで、でもなんかおしゃれに留まっててずるいですね。

鬼ころし」くらいダサくあってほしい。

で、ちょっと今大発見をしたので聞いてください。

以下画像がこのジンのウェブサイトの歴史コーナーなんですけど、右上のマーク、見覚えありませんか...?

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https://slagersgin.nl/#

そう、一番最初のV2Cジンだ〜〜〜!

www.instagram.com

オレンジバージョンもかわいいので大サービスで2回目の登場。

でも、よく見ると異なっている。

そう、上のはVOCなんですよ。

そのVOCと言うのが...あの悪名高きオランダ東インド会社(Verenigde Oost-Indische Compagnie)の略称なわけです。

でももうすっかりジン人(ジンびと)の私は、彼らが植民地からスパイスをヨーロッパに運ばなかったらジンもなかったのか...とか論理や倫理がゴッチャになってしまう。

こうすると、ヨーロッパでジン二大大国がオランダとイギリスというのも納得できますよね。

東インド会社、恐るべし...

まあ色々複雑なわけですが、V2CジンがそのVOCのロゴを明らかに意識しているというのもどうなんでしょう。

公式サイトでは名前の由来については以下のように説明していますが、ロゴデザインについては触れられていません。

At the turn of the millennium four young men became friends during their studies in Maastricht, The Netherlands. The place to be, there and then, was the famous Victor de Stuersstraat 2c. A place for good gin and great times.

Get it? V2C.

Our Story — V2C Dutch Dry Gin より

Get it?じゃね〜よ笑

ただのジンヲタたちの自己満足じゃね〜か!そういうの大好きだよ!!!!

www.instagram.com

こちらのジンもいきなりインスタグラムの広告で流れてきてビビったんですけど、フォロワーも多ければフィード全体の作り込みもしっかりしている。

でも私もこれが流れてきたときに、真っ先にジンが思い浮かぶのではなく、ボトルかわいいなから入っていることに気がつくわけです。

ジンの波は内容物であるジンを超えたところから押し寄せているわけです。

ボトルデザインの豊かさ以外の「ジンの懐の深さ」の要素として、「結構なんでも入れていいよ」というもうルールであってもはやルールではないルールがあるのですが(?)、こちらのジンが良い例かも。

バーボンとバニラの香りがするんだって。

もはやジンなのかは謎。

ジンであって、ジンでない...

identityのfluidさもたまんないですね。

ヒトも学ぶべき。

イチゴなんかのフルーツ入れちゃって、ワイングラスで提供するのも最近のGIN KAWAIIトレンドですので、カッコつけようと思って頼んでこうやって出てきちゃっても焦らずかわいく飲むこと〜

 

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https://www.drankgigant.nl/vl92-gin-100-cl.html

もうこれなんかは理科室×モダンアートの領域ですよね。

一休さん』で一休のボス(和尚?)が水飴を隠したくて「舐めたら死ぬよ」と嘘をついたのをまんまと一杯食わされる話がありましたけど、全てはボトルデザインの問題なのではないか。

水甕なんか魚から何までなんでも入れてオッケーなので、逆に怪しまれるわけなんです。

こういう「明らかにキケン」ぽい理科室の棚にある薬品か火炎瓶ぽいのに入れておけば何入ってるかの疑問も浮かばないんです。

堂々と嘘が付く勇気がない時点で、ボスの負けは確定している。

どうでしょう、私は一休に勝ちました。

ジンは、別に隠す必要ないと思いますけどね!

ちなみに公式サイトで良い画像がなかったので酒通販のを使ったんですけど、サイト名のdrankgigantってオランダすぎるやろ〜!

 

そんなこんなでオランダに限っても、この記事のみに限ってもginおよびgeneverの豊かさを少しはご紹介できたかなと。

...と言っておきながらね、私は去年どころか今年もオランダのGIN FESTIVALに参加しておらんのです...

これはもう、ワン・オブ・ザ・一生の恥。

言い訳をさせていただくと、各日程がめちゃくちゃ大学暦に反していて、試験期間に悉く被っていることから、学生の身分で参加するなと言われているようなものでした。え〜ん

ginfestival.nl

今泣く泣くFBの過去のイベントページで開催の様子を見ていますが、やはり何を差し置いても行っておくべきでした...ビアフェスティバルとやっぱり違うんですよね〜なんかおしゃれなんです。

ハイネケンが染み込んだ床で靴の裏ベチャベチャになってないんだろうな〜っていうのが伝わってくる。

それにしてもこの小さな国内でこの蒸留所(distillery)の数、見てくださいよ!

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https://scontent-ams4-1.xx.fbcdn.net/v/t1.0-9/52920214_305851556789628_709990821679595520_n.jpg?_nc_cat=104&_nc_oc=AQnciiidJx8SWsQFLLSsJL1OFKpDFtsrSfv-2dkHaMbU7jw9mC3fgHHqvkIiKZSOEDY&_nc_ht=scontent-ams4-1.xx&oh=625bfda8a92d4c842209de8da02111f6&oe=5DA3EBD1

画質が嫌がらせのように悪いのでもう全部確認するのは諦めたいですが、まあ数がすごいということだけはわかる。

 

あとですね、ginはmeme界でも結構良い線行ってると思うんです。

なぜかというと絶妙にダサいから。

gincidentやginfluencer、ginvitationなど、"in-"が接頭辞としてよく見るから造語を作るというならまだしも、「自分がこれでニヤリとした」と他の人に知られたくない感じ。

SNSでシェアするとしたら、敢えて自虐っぽくするために"aaaawwwww"(「アチャー」みたいな)とかキャプションを付けます。参考までに。

 

まずはgin festival 公式FBから。

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https://scontent-ams4-1.xx.fbcdn.net/v/t1.0-9/32247445_956153231226170_7249403766238085120_n.jpg?_nc_cat=100&_nc_oc=AQm3PGIDlj8z2WJQR9OpCn7UNRoGctZlvYEJTJeOAg5792ch4XByj31ipgY1zLK4Tj0&_nc_ht=scontent-ams4-1.xx&oh=79c8fbd273b149464fbdd335b39f8d49&oe=5DE77E46

wwwwwwwwwwwwwwwwww

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https://scontent-ams4-1.xx.fbcdn.net/v/t1.0-9/55869466_2216962095231258_5621317080348360704_n.jpg?_nc_cat=104&_nc_oc=AQmpKL810hYB3a2zPJtJtQg242EEjEEpAPNfyyGDoExUlBFP0wvQ4CzuVbjP9aEHSTU&_nc_ht=scontent-ams4-1.xx&oh=f151bd9970f323aee7217471a40462f0&oe=5DAEEBEF

wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

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https://scontent-ams4-1.xx.fbcdn.net/v/t1.0-9/28872937_1971373293123474_3386470769595777024_n.jpg?_nc_cat=107&_nc_oc=AQkEQj4dRaHn9Y-bKh6Cme115cM_Zi3dtYlC0U9b2vVxHG48T9sYx6akwrLFe6I2yS4&_nc_ht=scontent-ams4-1.xx&oh=9a9651789750d25625bcc7b6c130eec0&oe=5DAF9610


wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

こういう、いわゆるおじさんが作っているインターネットの世界、好きですよ〜

 

9GAGにも遊びに行って検索かけてみました。

普段のmeme補充先はredditなのですが、はてなブログ上だとリンク貼れないんだよね.. 

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https://img-9gag-fun.9cache.com/photo/aqKqRzv_460swp.webp

↑戦時中の日本軍隊の「月月火火水木金」とかいうキチガイコンセプトと良い勝負

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https://img-9gag-fun.9cache.com/photo/amB4oov_460swp.webp

↑大御所はいつでも良い仕事しますね^^

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https://img-9gag-fun.9cache.com/photo/aKxMyxN_460swp.webp

↑same...."sex, drug, rock'n roll" に次ぐ三大人生必須要素じゃん。Superlikeです

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https://img-9gag-fun.9cache.com/photo/aWYzwq3_460swp.webp

↑これが一番好きかも

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https://img-9gag-fun.9cache.com/photo/aMZMGxR_460swp.webp

↑クラフトジンブームの前に世界のLUSHが日本を舞台にブチかましてた、と思いきや、普通に味だけ考えたらマウスウォッシュいけるやん!(?)

www.instagram.com

↑バーとカフェの前に立ってる黒板は渾身のアナログmemeたちだよね〜世界遺産

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https://www.amazon.co.uk/A1-PERSONALISED-GIFTS-OClock-Doormat/dp/B01J8BC356

↑これが一番有名かな?私が最初っからドアマットで検索かけたわけじゃないです。このフレーズで検索したら出てきちゃったの笑 ポチりそうになったけど。

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https://scontent-ams4-1.xx.fbcdn.net/v/t1.0-9/55467770_2214145272179607_4672016126954176512_n.jpg?_nc_cat=104&_nc_oc=AQktR6XyivFuBbPueRYYXChtoxQA4Ja4ZIUJ2isaZhRvtLne74x-FZehE5lngCceSpY&_nc_ht=scontent-ams4-1.xx&oh=f87c7c449b458c69bbdeb52f4ff765fa&oe=5DE968E0

最後はこちら。うーん、これはイイな...

ここでトニックの話をするのを忘れてしまっていことに気がつくので話しますよ、

ジンの魅力は王道カクテルのジントニックシンプルさ且つ複雑さにある。

ジンを作る上でのルールがダボダボなのは、ジントニックになったあとでも引きずるんですよ。

ジンのイメージとして、ジンそのものよりもジントニックが強い時点で、もうトニックへの依存を堂々と認めているところも潔い。

タマゴが先かニワトリが先か、ならぬ、ジンが先かトニックが先か

そこでトニックとの相性も問われるわけです。

ジントニックなんてそのまま、ジンとトニックでしょ?

という人は、「目に見えるものしか信じない」というカクテル界では御法度の想像力の欠如なので、回れ右か「同じ透明だから」という理由で運悪くジンより強いお酒でも間違えて飲んで回っててください〜くるくる

こういう人に限って「初めて飲んだカクテルはジントニックだった」とか言うんだわ。

どうせ名前でそれぐらいしか何入っているかわからなかったからでしょ〜かっこよくないからね〜

やっぱりロングアイランドアイスティーで冒険しなきゃ〜

ちなみに私は数年前は断然ラム派だったので、ショートならXYZ崇めてました。

今はジン人としてはギムレットいきたいッスね!

 

トニックウォーターに話戻さなきゃ。

トニックウォーターもかわいいよ〜〜

で、だいたいトニックウォーターじゃなくてミキサーと呼びます。

なにで割る〜?みたいな。

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これもインスタグラムのリア充感に圧倒されますが、可愛さだけは伝えたい。

ジン+トニックでは脇役にされがちですが、そこからマイナスジンでも全然主役張れちゃう。(!?)

むしろ味ついているのでトニックウォーターだけ飲んでいればよくない

という謎の発想に至ります。

ジントニックを作るにせよ、トニックウォーターにこだわるのは当然のこと、というのがオランダ発ではないですが大御所のfever tree先輩。

If 3/4 of your drink is the mixer, mix it with the best.

https://fever-tree.com/en_US

まあ、確かにね、となるキャッチコピーとかわいいボトルのパイオニア

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かわいいね〜、かわいいね〜え

しかもスクロールしていると、マラリアに効くって出てきてびっくりしました。

すごいじゃん、ジントニック

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各お酒との相性表なんか作っちゃって、良い仕事すぎる...

こういうインフォグラフィックずっと見ていたい。

組み合わせが無限大なところもたまらんな。

 

トニックウォーターこそノンアルコールなので、どんどんパッケージや広告で勝負して未成年も巻き込んで、逆にボトルデザイン界を牽引していってほしいですね。

でもここでその仲介役となったジンの存在も忘れちゃならんと思うよ。

ジントニック因数分解とでもいうんでしょうか、元から固定されていたものが共通点で括られつつもカッコごとの内容でも勝負できるっていうか...

数学を高一で諦めた割には上手いこと言えてるじゃん。

多分、土曜日の朝四時だからですね! 

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最後はノンアルコールのジントニックという、もうジントニックのプライドをズタズタにしているかと思いきや、ジントニックの持ち前の許容範囲の広さで寧ろもう新たなジントニックとなりつつあるものを紹介。

まあこれもかわいいから。

かわいいは正義

で、スペルがDutchess(オランダ関連?)かと思いきやDuchess(tなし/意味:公爵夫人)で、もう全然関係ありませんでした。ドヒャ〜

 

こんなおしゃれginstagrammer(オオッ)ばかり紹介しておきながら、当然毎日こんなものは飲めないわけで、私が何をするかというと、オリジナルカクテルを作りました。

これはですね、Dirkというアルコールがオランダの中でも更に安すぎるスーパーで一番安いgeneverを買い、1.5リットルの安いLipton sparkling iced teaで割るんです。

これが美味しい。

オランダ人の友人に「オランダ人(ジン)よりオランダ人(ジン)である」と言わしめた、もう日蘭通商航海条約再締結なるか!?並みの暴力的なカクテルです。

名前はDutch island iced teaです。

オランダは島国じゃないけど発案者の私は島国出身なのと、ロングアイランドアイスティーみたいに一見ジン入ってるの全然わからないトリッキーさを文字りました。

本当に量がわからなくて、ジン:アイスティーを一対一くらいで割ってたら、友達がトイレに行っている間に寝て、時間感覚としては五分くらいで起きたら次の日の朝になってました

気をつけてくださいね〜

 

あとさっき誰も突っ込んでなかったから言うけど、ジン愛好家の名前としてジン人(ジンびと)、読み方"ジンジン"じゃないよ〜★っていうの推し進めていきたいんですけど、自分で口にしておきながらウザさに戦慄したのでやめておこうかな...

日本でも着々とクラフトジンが盛り上がりつつあるみたいなので、是非帰国の折には飲んでみたいですね。

オランダ製と日本製のを比べっこしても楽しいだろうね。

 

それにしても、私は自分の興味範囲が年収一千万の40代独身貴族(男)だと思っていて、全然自分本体と合わないな汗といつも思っていたんですけど、こうして一通り可愛いボトルたちをみた後だと、「洒落た男性が渋いジントニックを片手に知識をひけらかし講釈を垂れつつ、(なんら知識を持たないとされている)同伴者の女性には可愛めのカクテルを渡す」みたいな構図が葬り去られつつあるの、良くないですか。

 

アタシ自分でかわいいジントニック頼みますよ(笑、っていう。

なんならボトルとかも家でかわいいの揃えてるよ〜

アロマも焚くよ〜

なんならあなたにかっこいいジントニックも誂えてあげますけどってね。

ていうかもうそろそろお酒にそういうセクシズム投影すんのやめなよ〜

そういうのが結局アルハラとかにつながるんじゃないの〜。

私も自分の好きなものに勝手に性別や年齢や年収を当てはめちゃってたけど、もう今はジンの方から私に寄り添ってきてる

引き寄せの法則じゃん!

離さないよ〜!

 

ということでですね今回はね、お酒のバーカウンター以外の可能性なんかも探求できたかな〜って感じね。

 

女性が牽引するとブランドが売れる、というのを親しいフェミニズム研究者から聞いており、登山女子、ヨガ女子など女子付け呼びは嫌いだったけど、きちんとした市場メカニズムならジンも乗らないわけには行かないんだろうね。さすが!

 

私は「かわいい」は他の言語に翻訳できないしすべきでないと思っているんだけど、この感性はある程度女性性をもつ人類みんなが普遍的に共有していると思います。

 

cuteやadorableといった、女性が女性的なものに口にしている時でさえやはり少し見下している感が拭えないのではなく、

「あ"〜」と見ていると笑みと涎が溢れてしまうものや、

繊細に作り込まれた強力でポジティブなエネルギーがひしひしと伝わってくるもの、

自分の信奉しているaestheticsを誰かが代わりに自分より上手く体現してくれているもの、

そういったものを私はかわいいと言う。

私はそれを信じるし、正義と呼ぶ。

 

え、なんか書いてて涙出てきたんだけど...

だから英語しか通じない友達にも、かわいいに当てはまるものはcuteとかに翻訳しませんし、目に入ったからには翻訳する暇もなく口をついて出てきてしまうというか...

もちろん、定義も人によって違うし。

私も自分の好きなものたちの共通点の一つとして私なりのかわいいがあるかな、くらいで、振り返ってみたらかわいいだけというのもあります。

大人になったね〜自分。

 

かわいい論になっちゃった。

 

以下こちらのかわいいジントニックはこんな感じ+ライデンのバー情報画像集、参考までに。

GABANジュニパーベリーゴリゴリ大事件、GOEIE MIEのとき。

@ Lemmy's Beer and Whiskycafé

https://goo.gl/maps/bN5HhUEbJRgH8thi6

マスターがグラスにこだわりがあり、Deliriumがon tapのときは象のタップから象足のグラスに注がれるので、入って左側の席に座ろう。ピンクの象より優先すべきものはないです。↓

 

これは...home distilled honey syropですね。嘘です。最強ののど飴とホットはちみつレモンです。

@自宅

 

ライデンのお気に入りのワインバーで敢えてのG&T。だって他の人が頼んでて可愛かったんだモン〜〜〜

@Restaurant Proeflokaal 1574

https://goo.gl/maps/Qda5UPZfWx7sKVRr6

 

気の利く友達が持ってきてくれた。溶けないカプセル氷とレモンを二重グラスに注いで...(ノンアルコール)

@自宅の窓際 めちゃ映えスポット

 

↑これは関係ないけど載せないわけにはいかない。自家製白サングリア。即興で朽ちかけフルーツを寄せ集めたけど、バナナが正解!レモン串は凍らせて氷代わり。泣いた〜

@友人宅キッチン

 

最近今更すぎますがサカナクション新宝島にはまっているので、意識して撮ってみました。全然関係ないな。笑

あ、Suchmosも好き〜幸増す〜

@Annie's (ドリンクは持参です、飲んでないけど写真だけ...)

https://goo.gl/maps/mpANb8kiJLfSx94B8

 

大御所のtanqueray gin(イギリス)とトニックウォーター(ドイツ)。味はさておき、ボトルデザインに限ってはオランダとスカンディナビアの圧勝ですね。最初ジンと氷が入った状態の大きなグラスが運ばれてきて、別瓶のトニックウォーターで自分好みの味に調整する感じ〜映え〜〜〜

@JUST MEET 

https://goo.gl/maps/AEbT7XjsT48TcMhb8

ステーキ屋なのにワインカードならぬジンカードありました。感動!!!

 

オランダにはテラス席と言っても三種類あんの。

①店舗に寄り添う形で歩道向き

②歩道を挟んで運河沿い

③運河に浮かぶ船の上

と来たもんだ!

アイディアの浮かびやすい場所として馬上・枕上・厠上とされてますが、オランダでの私は自転車上・運河上・日光下です。

日、照ってんの当たり前じゃないからね!

もちろんこの日は日曜且つ晴れだったのでドレスアップして③、デッキ部分が空いていたので幸運にも船版お誕生日席となりました。ここではジン×ミキサー+中身(キュウリ、ジュニパーベリー、フルーツなど)選べました...!

七月をともに乗り切った友人と乾杯しました。

@De Stadthouder

https://goo.gl/maps/PYstgTivrEpGUFP37

上からもパシャリ。

結構グラスのサイズも重さもあっていい感じ。

これからもこのグラスでよろしく!!!

 

 

クラフトジン参考記事:

nuwton.com

↑モンゴルナイフさん好きすぎる...

craftgin.jp

↑やはり日本では特に、ジンの”ボタニカル”さ=ナチュラル=健康(?)を推し出していますね。

www.instagram.com

↑クラフトジンフェス、東京でもあったんだ〜

www.ilovegin.com

↑だいたいのかわいいボトルはこちらから架空に仕入れて架空の自宅の架空の酒蔵に格納済みです。

www.instagram.com

↑この前行きたかったけど行けなかった都内の本屋さんがジンも取り揃えていたことが過去の投稿を遡ったら判明...

 

ブログの内容に「日常さがない」と感想を頂き、良いとか悪いとかじゃなくてそうなんだ〜と思っていたけど、文章のジャンル的に論文なのと、内容が本中心で確かに避けられないなと。

自分ではそれでも日常的に考えていることをまとめているので日常なのでは!?と思ったけど他の方のブログを読み始めてそういうことか、ってなりました。

今回は日常(=酒)でした。笑

過去二ヶ月が論文並みに気合い入れて書いちゃたので、今回は本なしで書こうと思ってそんなに長くならないかと思いきやなりましたね。

ていうか結局、あるトピックについて記事を書くとなると、それ関連の本、目につきますしね...ということでかわいいジン本たち。

 

↓Penguin Booksということで、表紙はかわいいけど中身は文字多めで、真面目な感じ。2018年末ということで、やはりこの手の出版社は伝統と流行をわきまえているというか、こういう仕事好きですよ!

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https://www.penguin.co.uk/books/111/1116889/gin--distilled/9781529102857.html

 ↓これもかわいい〜。ハードカバーでちっさくて、アートブック兼家具の領域なので、めくるだけでおっけー。60種類もあるんかってびっくりしちゃうけど、中身はジン全般に関するカクテルではなく、銘柄に合わせてカクテルを紹介しているのもあったので納得。シリーズもので、プロセッコ、テキーラ、ロゼ、ウィスキーなどもあります。タイトルは全部"○○ made me do it"で、「お酒を飲んだがゆえに犯した過ち」を想起させますが、そうじゃなくて「ジンが美味しすぎて何十種類もカクテル作っちゃったよ(作らせられる(使役のmake)くらい美味しいよ)」とのことなんでしょうね。

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https://www.harpercollins.co.uk/9780008280307/gin-made-me-do-it-60-beautifully-botanical-cocktails/

↓一番目に入るのがこれ、まあ表紙がかわいいからでしょうね。2016年出版で先駆けているにも関わらず、内容も充実しています。シンプルなインフォグラフィックで比率が書かれていて見やすいと思う。これもテキーラ、ラムありました。

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https://www.hardiegrant.com/uk/publishing/bookfinder/book/gin_-shake_-muddle_-stir-by-dan-jones/9781784880521

↓同一著者・出版社による進化版がこちら。より秘蔵感が増したというか、最初小さいサイズで出たものが増補版で出ると嬉しいですよね。まあ両方揃えたくなりますよね...という。

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https://www.hardiegrant.com/uk/publishing/bookfinder/book/big-book-of-gin-by-dan-jones/9781784881931

あとは〜最近は自伝系気になりますね。

私が紹介するまでもなく、Kemioさんの「ウチら棺桶まで永遠のランウェイ」、Rolandさんの「俺か、俺以外か。 ローランドという生き方。」読みたいですね。

お二方とも「自信」「自由」「唯一無二」と形容されていていながら全く違うというか、対談とかしたらどうなっちゃうんだろうというかんじ。

なんか、平成末期から令和にかけてこういう方々が人気だという理由で、なんとか日本は保っている気がする。

 

あとはー、以下最近購入した、インテリア兼中身充実アート系出版です。

敢えて枕元にこういったどでかいサイズ感の本を置くことで、 地震が起きて生き埋めになった場合、良い表紙に囲まれながら召されるからね。

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https://de.phaidon.com/store/architecture/atlas-of-brutalist-architecture-9780714875668/

旧ソ連領の共産主義建築や、コンクリート打ちっ放し、手塚治虫の近未来系作品の中のロボットや建物が好きな場合、何をキーワードに検索すれば良いのかわからなかった。

廃墟ブームなどもありましたが、廃墟は廃墟でも元の形は色々だよね...とか思ったりして、そんななかやっと見つかったのがBrutalist Architectureというジャンル!!!

有名で行ったことがあるのがブルガリアにある旧共産党ホールで(佐藤健寿『奇界遺産』より)、日本でが黒川紀章による中銀カプセルタワービルでしょうかね。

近年だとザハ・ハディドがうまく温故知新を体現していた先駆者だったとかなんとか。

亡くなられたのが惜しいです。

数年前にオペラシティのギャラリーでの展覧会、行ったっけ。

って今見たら2014年!?!?!?

やっば〜

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https://www.operacity.jp/ag/exh169/j/gallery.php#6

好き〜〜〜

 

ジャンルとしての名前はどうなんだろう、そのまんま、brutalに見えるかららしいけど、見えないですけどね私には

別にbrutalでもいいけど、これをbrutalとるするなら"The only thing can be brutal to me is brutal architecture."って言っていきたいかな〜(?????)

色が暗いから、ゴツゴツしているから、この世のものっぽくないから、というだけで「冷たい」としてしまうのは見る側の知識不足に起因する問題なのでは?

あえてbrutalと名付けることで、そしてそれになんとなく一瞬納得させてしまうことで、改めてbrutalの定義を考えさせる感じ、良いよね。

名付けた人はそこまで考えてないかもしれないけど。

もうそういうところも、全部含めて好きなの。

 

この本の先駆けというか、軽いジャブとして同出版社より廉価版で数年前に発売されているのがこちら。

de.phaidon.com

解説を読むとLe Corbusier, Mies van der Rohe, Frank Lloyd Wrightとか、日本でも大人気の建築家が名を連ねているので、旧ソ連建築(及びそれに対する信奉者)だけが当てはまるわけでもなさそう。

 

de.phaidon.com

この二冊を踏まえ、より概念を拡大させたのが2019年発売のこちら。またphaidon様より。まだ読んでないけど、"brutalist"の名前云々に関しても議論が交わされているんじゃないかな。

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https://www.pavilionbooks.com/book/how-to-love-brutalism/

と思ったら書いてありました、Béton-brut(打ちっ放しコンクリート)がbrutalistのみたいですね。

じゃあwiki間違ってるじゃん...やはりちゃんと本を読もう!

タイトルに関しては同意できないですけどね。

こういうものって元から万人受けを狙っていないでしょう。

だから「その魅力をわかってるオレ/アタシ」も含めてこういうものが好きになるジャンルであるのに、そこでそうじゃない人を教育しようとするのはウザすぎやしないか...

と言いつつ自分でもブログを書いたりしているわけですが、その時々好きなものを好きなだけ書いている自分のための備忘録のようなものですから、「何言ってんだコイツ」くらいの距離の取られ方が丁度良いと思ってます。

インターネットのおかげですよ、私のような人間が発言して誰かの目に触れられるというのは。

 

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https://www.taschen.com/pages/en/catalogue/architecture/all/49360/facts.contemporary_concrete_buildings.htm

コンクリートだけが好きだよ〜って人はTaschenのこちらを。

相変わらず低価格で手のひらサイズで良いまとめ方してらっしゃる。

中身見るとbrutalじゃないものも出てくるから、冷たさのなかの温かみや優しさ、という意味でのクールさやスマートさを感じたいならこちら。

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http://fuel-design.com/publishing/soviet-asia/

こちらは中央アジアに絞っておりますので、もうすごい奇想天外な造形で埋め尽くされております。

表紙の文字を読まなくたって、フォントだけで「あっ!旧ソ連だ」となるわけで、もうすごく嬉しくなりますよね。

冷たいとか温かいとかはないですよね、ここまでくると。

 

最後にもう二冊だけ、すみません。

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https://herwigphoto.com/soviet-bus-stops/

旧ソのバス停のみを集めた写真集で、私もなんでこの本を見つけてこんなに嬉しくなっちゃったのかわからない。

こういうニッチさが世界を楽しくさせていくんだと勇気付けられたのかも。

確かにmiddle of nowhereにこんな建築があったらバスは止まるんだろうけれども、そういう意味でのバス停であって、いわゆるバス停ではないだろ...という。

三万キロ旅したそうですこの写真家。

いいな〜いいな〜

 

うん、まあ話を戻すとbrutalist architectureに関しては、Netflixの"LOVE DEATH & ROBOT"が好きな人はわかりやすいかも。

www.instagram.com

たまらんな....

 

あとはダリと晩餐! もしました。

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https://www.taschen.com/pages/en/catalogue/art/all/04682/facts.dali_the_wines_of_gala.htm

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https://www.taschen.com/pages/en/catalogue/art/all/04639/facts.dali_les_diners_de_gala.htm

この2冊セットはず〜〜〜〜っと前から欲しくて、Taschenという素晴らしい出版社を知る前からでもずっと好きで、ダリ美術館も好きで、セールだったので買ってしまいました...ヨーロッパで本すぐ割引しちゃうのありがたいな...!

表紙が一番素晴らしいですが、中身も破茶滅茶で全くワインやレシピが主役でないのは如何なものか。

どういう流れでこの本を作る流れになったのか知りませんが、発案者もすごいし、アートブックにまとめ上げた編集者もすごいし、ダリが何をしてもダリ、もはや既存のものや定義がダリを通して変容されるの、素晴らしいですね...

本作りに関わるとしたら、こういうもの作りたいですね〜

本人たちが大真面目でも、いや、大真面目だからこそ斜め上に着地するんだろうな...という。

予想の裏切り方が、裏切られる予想の方も嬉しくなっちゃってる感じ。

 

 

来月は多分、乗り物について書くとかな!

バイクが目に付くんです。bicycleもmotorcycleも両方。

来月じゃなくてもいつか...